暮らしやすいコンパクトハウスの考え方 - 狭小住宅の間取りの工夫in姫路

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暮らしやすいコンパクトハウスの考え方

お家づくりはエリア、土地の大きさ、また自分達の希望によって様々です。
土地の形や大きさが限られたものである場合、お家の坪数はコンパクトになってきます。
しかしながらコンパクトでも快適で住みやすいお家を作ることは実現できます。
アイデアを詰め込んだお家づくりを考えていきましょう。


・フリースペースを設ける
コンパクトな空間に多様性がある空間を一つ設けてみましょう。
一見すると「納戸」になってしまう空間も、時々で使用用途が使いまわせる空間になってきます。
子育て時期には子供部屋、巣立った後は書斎、シアタールームなど家具を配置しないことで時代によって再適な用途で活用できます。
土間収納などもあらかじめ設けていれば住み始め当初はベビーカー置き場や部活用品の収納スペース、その後は趣味用品の置き場や、広さによっては自転車置き場にも使えると思います。
使用用途を限定せずスペースを確保してみましょう。

・間仕切りをなくす
間取りを考えるうえで基本的には各居室ごとに間仕切りをして空間を分けることを考えていきます。
ボリュームが限定されるコンパクトハウスを考えるときには、あえて間仕切りをなくして空間を共有させることもひとつです。
昨今はLDKなどは一つの空間にまとめることは珍しくありませんが、子供部屋などを設ける際、二部屋検討の時には間仕切りをなくしてお子様が小さいうちは二部屋を大きい一部屋として活用して、個々が独立した空間を欲した際に、改めて間仕切りを設けるというのも検討の一つとして考えては如何でしょうか。

・室内に段差を付ける
「スキップフロア」ともいわれる提案です。
ダイニングとリビングに階段2段分程度(15〜30cm程度)段差を付けて空間に奥行きを演出できます。
同じボリュームでも感覚として広く感じることができます。

・棚の設置
空間が限定される分、収納スペースも限られてきます。
壁面に飾り棚やレールを使用した可動棚などを設置して小物や本棚の代用など一工夫加えてみると使いやすくなってきます。