間取りの考え方~3階建て編~ - 狭小住宅の間取りの工夫in姫路

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間取りの考え方~3階建て編~

・考え方が難しい3階建て
階数でいえば、一番検討が難しい建物が3階建てだと思います。
3階建てを検討すること自体が、具体的な理由や要因がみられるので、間取りを考えるうえでの前提条件や縛りが発生します。
理由として多くみられるのが、敷地の狭さからくる居住空間の確保です。
単世帯住宅の検討で坪数がそこまで大きくなくても良い計画でも土地の大きさによっては2階建てでは実現できないこともあります。

・3階建ての利点
一見階段が1組増えるので上り下りが大変であったり、建築費用が高くなってしまうなど、ネガティブな意見もみられますが、利点もあります。
階数が増えることにより各フロアーの用途がより明確になって間取り検討がしやすい、部屋数に対して各居室のボリュームが確保できる、2階建てでは確保できなかった駐車場スペースが作れるといったメリットが生み出せます。
無理に3階建てにする必要性は全くありませんが、お家づくりの選択肢の一つとして準備しておくことは良いと思います。